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用語集
バロック真珠とは
バロック真珠とは
形のいびつな真珠。海の貝の気まぐれであり、自然のいたずらから作られることから、同じ形のものは存在せず、形の妙が楽しめます。
バロック語源
ポルトガル語で「Baroque(バロック」は「歪んだ」を意味し、そこからバロックパールと呼ばれるようになったそうです。
バロックはどうしてできる?
真珠は通常母貝の中に入れた丸い核を中心にし、年月をかけて少しずつ形が作られ丸い真珠ができあがるのですが、バロックパール(バロック真珠)はその途中で丸い核に異物が付着して、核が丸からいびつな形となり、それを中心に形がつくられるから出来上がると言われています。
個性的な形は人気が出てきている
養殖技術がなく、天然真珠しかまだなかった時代は丸い真珠こそが美しく、価値があるとされており、いびつな形のバロックは価値が低い真珠と言われていました。しかし、最近では、養殖技術が発展し、価値ある丸い真珠が多く作られるようになり、価値の低いとされたバロック真珠(パール)の数が少なくなったことで、「個性的で他にはない真珠」として注目されています。
バロックパールの魅力について
バロックパールの魅力は、その個性的な形でしょう。自然の中で偶然の結果できたもので、この世でたたひとつしか存在しないというのが大きな魅力です。カジュアルスタイルとの相性もよく、普段使いしやすいのも人気の理由です。
バロック真珠(パール)の選び方
通常真珠を選ぶときのポイントは、照りのよさやキズですが、バロック真珠(パール)はそれよりも見た目の第一印象を大切にします。世界にひとつしかないバロックパールですから、見た瞬間に気に入ったら、それを選ぶのが良いでしょう。