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ポルトガルが支配したマンナール湾での真珠採取の事実とは!?
遂にマンナール湾を支配したポルトガル!
ポルトガルはセイロン島の支配も進めていました。セイロンの名高いシナモンを得るため、1517年に島の南西部のコロンボに商館を置き、1560年には島北西部にあるマンナール島を奪いとりました。セイロン島とインドの間のマンナール湾はポルトガルが支配する海となりました。
命を懸けて真珠採取をした漁水夫、そして亡き夫、父親を慕い求める妻や子供たち!
1596年に「東方案内記」を出版したオランダ人のリンスホーテンによると、ポルトガル王国は、夏の真珠採りの時期には、この地に指揮官と兵士を駐留させて、3,4千名を超える潜水夫を監督させていました。リンスホーテンは語っています。
カボ・デ・コリーンのあたりでは、毎年きまって大勢の潜水夫が溺死したり鮫に食われたりする。それゆえ、漁期がおわるころともなれば、あちこちから亡き夫、父親を慕い求める妻や子供たちのむせび泣き、叫び声が聞こえて哀れを覚える。こうして来る年来る年同じ参事が繰り返されるのだ。
漁水夫が手にできる真珠は最後のひと残りだったとは・・・
さらにリンスホーテンは潜水夫が集めた真珠貝からその日のうちに大小の真珠がとりだされるおと、それらの真珠の最初の一山は、国王、次の一山は指揮官と兵士ら、その次はイエズス会修道士ら、そして残りは漁水夫らに、厳重な監視と公正の下に分配されると述べ、つぎのように続けています。
イエズス会修道士に分配されるのは、かれらは統治で僧院を経営し、初めてこの地の人々をキリスト今日の進行にみちびいた功績によるものである。
ザビエルたちの布教活動は、真珠からの収益で報われていた!
ザビエルたちの漁夫海岸での布教は、真珠からの収益できちんとむくわれていたのです。
(参考文献:真珠の世界史 富と野望の五千年 中公新書)
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