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スペイン人の大量真珠生産の犠牲となったものとは!?
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綿津見真珠銀座本店
東京都中央区銀座二丁目7番18号メルサGinza-2 2F
電話:03-5579-9311
営業時間:11:00~20:00
それでは、真珠(パール)の歴史についてご紹介いたしましょう。
スペイン人は真珠採取のために先住民を絶滅させる!
スペイン人に真珠採りをさせられた先住民は次々と死亡し、スペイン人は
バハマ諸島で、労働力不足を解消するため、バハマ諸島で人間狩りをしたのです。
ラス・カサスは次のように書いています。
真珠の採取による利益が日ごとに増大していった・・・(スペイン人たちはは)ユカーヨス(バハマ)諸島に赴いてそこに残っているわずかばかりのインディオをしらみつぶしに捜し出して捕獲した・・・・真珠採りに豆乳されたユカーヨ・インディオたちは例外なく消耗し、結局死滅していった。
エスパーニャ人たちは彼ら(バハマ諸島の住民)を全部船に乗せて、その小島(クバグア島)へ運んで行ったのである。そして、金鉱で金を採掘するよりもずっと苛酷な・・・危険きわまる作業に従事させた結果・・・彼らを殺戮し、絶滅させてしまった・・・あまたの島々に無数に住んでいた人々はこのようにして死に絶えたのである
(引用:真珠の世界史 富と野望の五千年 中公新書)
これが忘れてはならない歴史・・・
これまでラテンアメリカ史では、カリブ海の先住民絶滅の原因は先住民の奴隷化や虐待、疫病による病死、それに自殺などに帰されてきました。しかし、真珠採取も住民絶滅の大きな原因だったのですね。スペイン人の真珠への執念がひとつの地域の住民を消滅させたという歴史的な事実は忘れてはならないでしょう。
真珠採取の地として有名になったクバグア島
その後も、スペイン人はマルガリータ島やベネズエラ沿岸部で人間狩りをし、クバグア島に送り続け、島は繁栄し、当時真珠採取は最も儲かる仕事となったのです。クバグア島の名は、スペイン全土やヨーロッパ全土に鳴り響いていました。
690個万個の真珠生産量は最高額を記録した!
エンリケ・オッテのカリブ海の真珠によると、クバグア島の真珠の生産量は1522年から26年まで年平均800キロを誇り、1527年には1380キロの最高額を記録しました。直径5.2ミリ、0.2グラムのアコヤ真珠とすると、1380キロは690万個の真珠となるのです。
(参考文献: 真珠の世界史 富と野望の五千年 中公新書)