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なぜ日本の真珠(パール)がいちばん美しいのでしょうか
日本の真珠(パール)といえばアコヤ真珠(パール)ですね!
ずっと昔、天然真珠(パール)は、3万5千の貝の中からたったの3個!
アコヤ真珠の養殖は、1893年(明治26年)御木本幸吉が世界で初めて成功させました。
その前の真珠(パール)は天然真珠(パール)だけでした。
その方法は、数十人のダイバーが1週間で3万5千個の貝をとって、真珠(パール)が出てきたものは、たったの21個、そして商品価値のある真珠(パール)はたったの3個だったそうです。とても希少性の高いものだったのですね。
しかもこれは海外の話。日本で採れたアコヤ真珠はとっても小さくて、宝石の価値はなかったそうです。
日本でのアコヤ真珠(パール)の養殖で、世界の真珠市場にドラスティックな変化をもたらした!
日本でのアコヤ真珠(パール)づくりの成功が最初で、そのあとに、白蝶(シロチョウ)真珠(パール)や黒蝶真珠(パール)、淡水パールの養殖がでてきました。
その中で、アコヤ真珠(パール)は最も美し輝き、テリを持つ真珠として世界にひろまったのです。
世界の人々を魅了するアコヤ真珠は、日本の気候風土が生み出した
貝殻の内側に美しい輝きのあるアコヤ貝、そして、日本の四季による海水温度の変化、これが真珠I(パール)の更に美しい輝きを作り出しているのです。
日本のつくり手の信念が美しいアコヤ真珠(パール)をつくりだす
美しいアコヤ貝にはもうひとつの理由がありました。それは、養殖真珠(パール)んぽ誕生から120年、真珠関係者の培われた技術と美しさを向上させようという、作り手の信念だったのです。
(参考文献:なぜニッポンの真珠がいちばん美しい 繊研新聞社)
こんな歴史があって、今私たちは、もっとも美しい輝きをもつアコヤ真珠(パール)を、より身近に身に着けられるようになったのですね。
母貝が愛と死をもって作り出した、七色に輝く真珠(パール)・・
日本の美しい四季により作りだされる、美しい真珠(パール)・・
養殖真珠(パール)関係者による技術と、「美しさ」の向上への信念から支えられる、魅力ある真珠(パール)・・
こんな素晴らしいアコヤ真珠を身につけると幸せな気持ちになりますね♡