FAQ
よくあるご質問

Q.養殖真珠はどのようにしてできるのですか?

真珠形成の原理は天然真珠と同じです。
ただし、養殖真珠の場合は、外套膜と核を人の手で貝の体内に埋め込む「核入れ手術」をし、真珠ができるきっかけを与えてできます。
養殖の作業は、おおよそ次のような順番です。
  1. ① 抑制/初冬 かごいぱいに貝を詰め込み、貝の生理活動を抑制します。これは、手術による過剰反応を少しでも和らげるためです。
  2. ② 核入れ手術/主に四月下旬~六月上旬 貝の生殖巣に外套膜と核を入れる真珠養殖でも最も重要な作業のひとつです。開口器で貝殻を少しあけ、そのわずかな隙間から手術を行います。メスで生殖巣の表面を少し切開し、他の貝から切り取った外套膜を2ミリ核ほどの大きさにした「ピース」を入れます。続いて淡水産二枚貝の貝殻を丸く加工した「核」を挿入します。この作業で最も重要なのは、核とピースを密着させることです。二つが離れてしまうと、核に沿って真珠質が形成されず、丸くて美しい真珠ができなくなってしまいます。
  3. ③ 養生/六月 手術後の体力を戻すため、養生かごに入れて波風のない穏やかな海で約二週間から一カ月休ませます。
  4. ④ 沖出/八月~十二月 体力が回復したころ、アコヤ貝を一つ一つ規則正しく横組のネットに入れ替えて、プランクトンが豊富な潮の流れの良い沖合の筏につるします。その深さは季節や海の状況により異なりますが、代替海面から1~5メートルほどです。
  5. ⑤ 管理/通年 養殖期間中は常に買いや海の状態に気を配り、貝にとって最良の環境をつくりだすことに全力を注ぎます。
  6. ● 避寒作業・・・・アコヤガイは海水温が10度を下回ると、貝が死ぬ確率が非常に高まります。そのような場合、暖かい海水粋へ筏を移動させます。
  7. ● 貝掃除・・・・核入れされた貝は海中につるしておくと、その貝がrの表面にカキやフジツボ、ホヤ、海藻類が付着します。それらは、貝の開閉運動の負担になったり、貝殻を突き破って中に寄生したりする虫もいますので、定期的に高圧洗浄機で除去します。それでも取り落とせないときは、貝殻専用の出刃包丁などを使い、手作業でこそぎ落とします。貝掃除を頻繁に行うことで、貝に刺激を与え、貝の活動を活性化させ、真珠形成の促進をはかる目的もあります。
  8. ⑥ 浜上げ/十二月~一月 核入れした貝を12月から翌年の1月にかけて引き上げ、真珠を取り出します。冬の時期は、分泌量は少ないながらも、真珠質の主成分である炭酸カルシウムが薄くて大きな結晶となり、それらが表層に形成さっることで真珠の輝きを向上させます。
  9. ※ その他、アコヤガイそのものを培養する作業もあります。人口採苗といって、タンクの中で受精させるところから始め、およそ2年から3年かけて稚貝から母貝へと育てます。

     

    (参考文献:ニッポンの真珠がいちばん美しい 裁研新聞社)

     

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