FAQ
よくあるご質問

Q.真珠の見分け方を教えてほしいのですが。

A.真珠は、「テリ」、「巻き」、「キズ」、「カタチ」といった要素で評価します。

ダイヤモンドの4Cなどと異なり、真珠には万国共通の評価基準というのは定まっておりませんが、プロの間で流通している一般的な見分け方、評価基準としては、「テリ」「巻き」「キズ」「カタチ」「連相(ネックレスの場合。珠の品質が揃っているか。)」を品質を評価する基準を軸に、「大きさ」「色」といった人気や嗜好に基づく基準を加えて価格付けがなされていきます。
■光沢(テリ)
光沢(テリ)とは真珠の輝きのことを指します。内面から光り輝き、顔が鮮明に映るような真珠はテリが良いとされています。逆に真珠の表面がガサついていてピントがボケたような真珠はテリが悪いとされています。
テリの良し悪しが真珠の醍醐味とされるほど、真珠の品質評価にとって重要な要素といわれております。銀座WATATSUMIでは、パールビューワーという、テリを目視確認できる専用機器をご用意しております。店頭でご覧いただけます。
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■巻き
「巻き」とは真珠層の厚さのことで、テリ同様に、真珠の品質価値を決めるうえで重要な要素です。
一定以上の巻きがなければ、真珠特有の美しい干渉色と光沢が出てきません。また巻きがあつい真珠するほどその耐久性も優れていると言われています。
目視でのポイントは「薄っぺらい光沢」ではなく「重厚な光沢」があるかですが、巻きの見極めはかなり難しくプロでも専門の鑑別に頼る部分の大きい基準でもあります。
■キズ
「きず」といっても真珠には様々な「きず」の形態があります。
あこや真珠でいえば貝が真珠層を巻いていく段階でできる「えくぼ」や「巻きじわ」など真珠が形成されていく過程で出来る自然なもの、真珠の染み抜きや調色の段階で発生する「加工きず」物理的に何かの衝撃で出来るへこみもすべて「きず」に分類されます。
黒蝶真珠や白蝶真珠によく見られる刀でえぐられたような部分を「刀キズ」クレーターの様になっている部分やそこが白くなっている部分も「きず」として扱われます。
■ カタチ
真珠は養殖とはいえ自然界で生きる貝が生み出すジュエリーです。すべてが真円で産出されることはあり得ませんが、それが故に真円に近い真珠程高値で取引されています。例外として、バロックとよばれる真珠も高値で取引される場合があります。

これらの真珠自体の品質に直接関わる項目に加え、以下の項目も価格形成において重要な指標となります。
■大きさ
考え方にもよりますが、真珠自体の品質と、その大小とは直接関係はありません。ただし真珠の一次取引の段階で重さ(日本語の匁が世界標準になっています。)を基準に取引されること、大きければ大きいほど希少性が増す、養殖であれば育成にかかった手間暇、時間が増す、といったことから価格決定において重要な項目となっています。
■色
母貝のもつ特性に応じて様々な色合いの真珠が生まれます。それらを同じような色合いに選別し、調色などによって色味を調整し最終的な色が決まっていくのですが、これらも品質自体というより、その時々の流行やお客様の嗜好性に応じて金額が決まっていきます。
かつてはピンク系のものが主流でしたが、近年ではお客様の嗜好が多様化してきたことから、少し黄身がかったナチュラル・ホワイトやブルー系のものなどもよく出回るようになっています。
真珠は、これらの要素を総合的に判断しながら品質を評価し、さらに相場なども考慮して価格が決定されていきますが、最終的には販売店や販売者の考え方によって何をどのように値付けして売るかということが決まってきますので、できるだけ考え方の明確で、きちんと説明をしてくれる小売店でお買い求めいただくのがよいと考えております。
銀座WATATSUMIでも、信頼性のおける鑑別機関の鑑別商品を中心に商品を取り扱い、できるだけクリアなかたちでお客様に商品をお選びいただけるよう努力いたしております。

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